C.W.ニコル講演会

2002年10月14日
前日のバイトの前に、友人の一人から「よかったらあげる」と言われてもらったチケット。それが、この日聞きにいったC,W,ニコル氏の講演会である。昨日のバイト仲間の一人と、筋肉痛の体を引きずりながら行ってきました。

講演の前に、近くの小学校の児童による、地球環境についてのレポートの発表があった。
昔は俺もこんなことを学校でやってたなあ、とか思ったが、さすがに一般市民を相手にしたことはない。多分、クラスでも成績のいい子たちなんだろう。
肝心の内容も、小学生にしてはよく調べてあったと思うし、何より要領よくまとまっていたのには感心した。
(模造紙にちょこちょこイラストが入っていたのはご愛嬌かな?)
さすがにステージ慣れはしていないようではあったが、それを差し引いても
「うちの学生よりも発表が上手い」
などと思ってしまう。

続いて、肝心のニコルさんの講演が開始。
この人の書いた文章はこれまで読んだことがなかったのだけれど、パッと見で厳格な人のように思っていた。
しかし、実際に講演を聞いてみて。

面白い!
今回の演題は「基本的には、ニコルさんの若い頃から現在に至るまでに目にしてきた、世界各地の環境の変化と、自然が残る地域(主に、ニコルさんが在住している長野県)の素晴らしさを語るというもの。
これだけを書くと、堅苦しい話に聞こえるかも知れない。

が、しかし!
さすがは作家、言葉の使い方が上手いのな。
誰の手も加えられていない広葉樹の森。
その中を流れる、綺麗な川。
そして、海から必死で帰ってくる鮭の群れ。
そんな森の豊かさが、ニコルさんの一言一言を聞くたびに、目の前に表れるような感じがした。
(細かい言いまわしは忘れてしまったのが不覚…)

でもやっぱりいいわ、世界を股にかけた活動をしている人の話ってやつは。
これだけバイタリティーのある人が世の中に実在するということ、そしてそれを自分で実感することで、元気をもらった気がした。
講演後、著書の販売をやっているとの館内放送が流れる。
しかもサイン&握手会つき!

・・・つい買っちまったぜ(^^)
これもミーハーに含まれるのかしらん。まあいいや、後でじっくり読もうっと。

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