ついついつられて

2002年5月3日
午前7時30分。
実家に帰ろうと、最寄りの駅に行く。
駅で電車を待つこと10分、里帰りでもするらしい親子連れが待合室に現れた。
30歳前後の母親と、2人の男の子だ。
子どもは兄が5〜6歳、弟が2歳くらいだろうか。
あー、兄弟いたら楽しそーだなー、とか思っていたら、
(俺は一人っ子です)
兄らしい男の子が、元気な声で挨拶してくれた。

「こんにちは!!」

よくできたお子さんだ。
ならばこちらも、明るい挨拶で返さねば。
オトナたるもの、子どもの見本とならずして何になる。
幸い、挨拶なら企業との面接で慣れている。
だから俺は、普段企業の人にやっているのと同じやり方で、その子に挨拶した。

「はい、こんにちは」

そのやり取りを見ていた、子どもたちのお母さんがジト目で一言。

「『おはようございます』でしょ」

…まだ7時半じゃん。
全然見本になってねえ。
どうやら、中高の数学のおさらいする前に、挨拶のおさらいする必要があるようだ。

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